2008年11月21日金曜日

【第二回】三種混合ワクチン接種

おかげさまで、負傷して出たままになっていた右目の瞬膜は下がり、眼球の白濁も順調に回復してきている。飼い主が不気味なほど優しくなったのは思わぬ収穫かもしれぬ。

本日は再び、苦手な車に二十分程揺られ、動物病院にやって来た。
車内の匂いには慣れぬが、今回もなんとか堪えて、失禁や嘔吐はしないで済んだ。

この動物病院はこぢんまりとしているが、受付に綺麗なお姉さんが居るため、飼い主は来院するのが楽しみの様である。しかし、吾輩としては病院に来るのは遠慮したい。

前回と代わって、診察は男の先生であった。飼い主の落胆を感じ取れる。やはり彼は、美しい女医さんと話をしたかったのであろうか?これは吾輩の推測であるが、吾が飼い主はうら若き女性と雲子(ウンコ)の話をしたかったのであろう。この男は、「ウンコ」と連呼できるのが嬉しくて堪らない様に見受けられるのだ。とんだ“セクハラ大魔王”である。

飼い主の落胆とは他所に、今回の男先生も注射の手技が素晴しい。飼い主の無神経なブラッシングより痛みは少ないぐらいだ。

今回で、生後二回目の三種混合ワクチンの接種なので次回は一年後となる。よって健康に過ごせば、病院のお世話には暫くならずに済む。
しかし、少々気になったのは、男先生と飼い主が“虚勢”について話していた事である。

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