なにが一年かというと、吾輩がこの家に保護(拉致監禁)されてからである。
当初、現飼い主は吾輩を飼う気などはなく、マドンナ様や腐女子様に頼まれたので、二、三日預かるだけのつもりだったらしい。
そのため彼は吾輩が懐かない様に、食事はこっそりと置いていた。
2008年9月29日撮影
しかし里親探しは難航し、彼は中途半端に猫を預かるのに疲れたようだ。
預かってから数日後に吾輩を庭に連れ出し、吾輩自身に家に入るか、どこかに往くかを決めさせられた。
なんとも無責任かつ卑劣な行動だ。
仔猫の吾輩は、こんな山奥で放たれても生きられ無い。
結局、吾輩は飼い主に付いて家に入り、自身でこの家に留まる判断をした。
こんな過程があったので、ロクに名を与えられなかったのかもしれん。
しかし、どうせなら
─若くて(注)可愛い女の子に飼われたかった─
注)若いとは25歳未満である。それ以上は女の子とは言わない。別の生き物だ。甘納豆と納豆ほど違う。
なにか、、また敵を造ってしまった気がする。。。