吾輩は、飼い主の側に常に居るので、わざわざ呼び出す必要も無いのだろうが、いつまでも「名無し」というのは考えものだ。
飼い主は当初「ミンチ」と名付けようとしたのだが、関係者各位からの評判は悪い。
─当然である─
しかも、彼は“デジタル土方”という人間中で一番獰悪(どうあく)な種族だ。何時、煮て食われるかと肝を冷やしている。
しかし、いくら厚顔無恥の彼であっても、可愛い女性スタッフの居る動物病院に「ミンチ」という名前で登録出来ず、吾輩は無難かつ平凡な「トラ」と名乗らされている。
ある猫のブリーダー様からは『その猫ちゃんはトラネコではないのでは…広義ではクラッシック・タビーなのでトラネコですが…』という的確なツッコミを入れていただいた。
一人称で進行している当ブログを書く上で、吾輩の名前は必要ないのも事実だが、新入り猫の名前が無いのは都合が悪い。
アビシニアンの「ナナ」は七月生まれに因んで飼い主が安易に命名した。当然、漢字で表記すると「七」である。
新入りは、十月二十九日生まれなので…「トラフグ」というのはどうだろうか?実際、彼女の模様は、とらふぐにも見える。
★贅の極み「とらふぐ尽くしコース」5229円(税込)
http://www.e-yuzen.jp/
しかし、誕生日から命名するのは二番煎じで面白く無い。そこで、別の視点から彼女の名前を考えてみる。
混乱を避けるため「ナナ」と音感が違うのは絶対条件。よって「タマ」は不可である。
新入り猫の、高祖父(ひいひいおじいさん)は、ベンガルヤマネコ(Leopard Cat)だそうだ。
東京乾電池 ベンガルさん
http://www.tokyo-kandenchi.com/bengaru.html
豹柄のナイスガイだったらしい。
GUCCI・ベンガルキャットコート
http://www.rakuten.co.jp/magazzino/702040/717805/
余談だが飼い主は↑のコートが似合う女性は好みではないらしい。もっとも彼が、そんなプチセレブ(笑)な女性に相手されるハズは無い。
高祖父様の学術名はフェリス・ベンガレシスなので~
フェリス(スペイン語で幸せ)
↓
【なぜか中国語に変換】
↓
幸福(シンフー)ちゃんはいかがだろうか?
白虎(バイフー)ちゃんも強そうだ。
問題は中華料理店を連想してしまう事だろう。
飼い主の意向としては、「OSXv10.6」というのがあったが、呼びにくい上に“Intel Mac”専用なので不可である。
Mac OS X v10.6 (Snow Leopard)
http://www.apple.com/jp/macosx/snowleopard/
彼のもう一つの案として、サバトラ猫っぽいから「サバトちゃん」というのがある。語感としては悪くないのだが、念のため「サバトちゃん」で検索してみた。
三橋檎サバト(cv.釘宮理恵)
http://www.eonet.ne.jp/~negima/character.html#sabato
─はい、アウト─
吾が飼い主が“釘宮病”では無いことを願っている。
※釘宮病-アンサイクロペディア
ブリーダー様を泣かせてはならない。彼女の兄妹はハイカラな名前を付けられているのだ。
【新入り猫の名前候補】
・トラフグ
・フェリス
・シンフー
・バイフー
・ユキ
・チビ
・サバト
さて、上記の中ではどれが好いでしょう?
病院とブリーダー様には「ユキ」が無難か。
シンフーちゃんが可愛いと思う!!
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