2009年8月10日月曜日

膀胱炎

八日の夜頃から残尿感が有り、何度もトイレに行ったが小便の出が悪い。

猫は、完全に小便が出なくなると尿毒症になり、かなり苦しんでから二日程で死ぬ。
足の切断より尿毒症の致死率は高く、猫の死亡原因の首位なのだ。

よって、動物病院へ行くハメになってしまった。


診察は残念ながら、美しい女医さんではなく医院長であった。
もちろん、毎回丁寧な説明をしてくれる医院長に非は無いのだが、どうせなら美しい女医さんの方が好ましい。

─吾輩は男が嫌いである─


指診によると膀胱は腫れていないので、導尿カテーテルを挿入されずに済んだ。


ちなみに吾が飼い主は、心臓手術の際に導尿カテーテルを挿入されたが、彼の珍子(ちんこ)が細い為か?最も細いカテーテルの挿入も困難で、若い看護助手の女の子に十五分以上…尿道を突きまわされるという素敵な経験をしたそうだ。
また、彼は麻酔が効かないという困った体質で、心臓カテーテルの手術中、首や股から心臓まで挿入された数本の心臓カテーテルより珍子(ちんこ)に挿入された、その『悪魔の管』が痛かったそうだ。
飼い主は手術中、全身から血を出しながら「珍子(ちんこ)が痛い」と呻きながら、激痛によるショックからか心臓停止。

ところが、しぶとく現在も彼は生きている。

全身麻酔をしても、心臓停止(プチ死亡)しても意識を保つ彼に医師は驚愕していたそうだ。



そして吾輩は、導尿カテーテルを挿入されなかったが、、、

─珍子(ちんこ)を絞って採尿─


屈辱的かつ苦痛を伴うプレイであった。


簡易尿検査では、血尿・結石(結砂)は認められず、PH値も正常。しかし膀胱内の細胞が認められた。

─診断は『膀胱炎』─


消炎剤注射を二本、背中に打ち込まれた。

明日から、朝・夕にBacillion(バチリオン)を投与される。アモキシシリンを主成分としたペニシリン系抗生物質だ。
これで膀胱の炎症を沈静化させないと、尿のPH値がアルカリ性に傾き、ストルバイト結石(結砂)の形成を誘発してしまうそうだ。

食事につていは、現在の主食であるプレミアムフード(不味いカリカリ)で問題無いそうだ。これらはマグネシウム値が低く、結石が出来にくいフードらしい。

しかし、膀胱炎が慢性化してしまったら、療法食(すごく不味いカリカリ)に変更されてしまう。
猫に死の観念は無い。
食い物が不味くなるのが最も恐ろしい事なのだ。

3 件のコメント:

  1. なんだか、痛さうですね…
    入院もしたこと無い私には経験したことも無い痛さですが、(もちろん階段落ちより痛いのでしょうね)静養して早く良くなって下さいませ。
    飼い主殿にもよろしゅう。。

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  2. イタイイタイ!
    想像もできないけれど痛~い。
    お大事にね~、ミンチっち。

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  3. 良い子の皆は、どのぐらい痛いかお父さんに聞いてみよう!
    …だいたい判るでしょ?女の子でもそれぐらい。。。
    個人差は大きいが、複雑骨折より痛い場合もあるそうです。

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