猫は、完全に小便が出なくなると尿毒症になり、かなり苦しんでから二日程で死ぬ。
足の切断より尿毒症の致死率は高く、猫の死亡原因の首位なのだ。
よって、動物病院へ行くハメになってしまった。
診察は残念ながら、美しい女医さんではなく医院長であった。
もちろん、毎回丁寧な説明をしてくれる医院長に非は無いのだが、どうせなら美しい女医さんの方が好ましい。
─吾輩は男が嫌いである─
指診によると膀胱は腫れていないので、導尿カテーテルを挿入されずに済んだ。
ちなみに吾が飼い主は、心臓手術の際に導尿カテーテルを挿入されたが、彼の珍子(ちんこ)が細い為か?最も細いカテーテルの挿入も困難で、若い看護助手の女の子に十五分以上…尿道を突きまわされるという素敵な経験をしたそうだ。
また、彼は麻酔が効かないという困った体質で、心臓カテーテルの手術中、首や股から心臓まで挿入された数本の心臓カテーテルより珍子(ちんこ)に挿入された、その『悪魔の管』が痛かったそうだ。
飼い主は手術中、全身から血を出しながら「珍子(ちんこ)が痛い」と呻きながら、激痛によるショックからか心臓停止。
ところが、しぶとく現在も彼は生きている。
全身麻酔をしても、心臓停止(プチ死亡)しても意識を保つ彼に医師は驚愕していたそうだ。
そして吾輩は、導尿カテーテルを挿入されなかったが、、、
─珍子(ちんこ)を絞って採尿─
屈辱的かつ苦痛を伴うプレイであった。
簡易尿検査では、血尿・結石(結砂)は認められず、PH値も正常。しかし膀胱内の細胞が認められた。
─診断は『膀胱炎』─
消炎剤注射を二本、背中に打ち込まれた。
明日から、朝・夕にBacillion(バチリオン)を投与される。アモキシシリンを主成分としたペニシリン系抗生物質だ。
これで膀胱の炎症を沈静化させないと、尿のPH値がアルカリ性に傾き、ストルバイト結石(結砂)の形成を誘発してしまうそうだ。
食事につていは、現在の主食であるプレミアムフード(不味いカリカリ)で問題無いそうだ。これらはマグネシウム値が低く、結石が出来にくいフードらしい。
しかし、膀胱炎が慢性化してしまったら、療法食(すごく不味いカリカリ)に変更されてしまう。
猫に死の観念は無い。
食い物が不味くなるのが最も恐ろしい事なのだ。
なんだか、痛さうですね…
返信削除入院もしたこと無い私には経験したことも無い痛さですが、(もちろん階段落ちより痛いのでしょうね)静養して早く良くなって下さいませ。
飼い主殿にもよろしゅう。。
イタイイタイ!
返信削除想像もできないけれど痛~い。
お大事にね~、ミンチっち。
良い子の皆は、どのぐらい痛いかお父さんに聞いてみよう!
返信削除…だいたい判るでしょ?女の子でもそれぐらい。。。
個人差は大きいが、複雑骨折より痛い場合もあるそうです。