2009年7月9日木曜日

サバトちゃん(仮)のコト

吾家に来て四ヶ月、生後八ヶ月のサバトちゃん(仮)がずいぶんと大人びてきた。

小顔ですな

吾輩と同じく彼女もロクに名前が与えられていないのだが、動物病院用の名前は「ユキ」とされた。

まだ、あどけなさもある


飼い主は吾々を『お前ら』又は『ど畜生共』と呼ぶので、個別の名前は実際必要無いのだが、なんとも酷い扱いだ。

骨格がしっかりしてきた


本来の彼女の名前は「ブルー」であった。これはブリーダー様宅での固体認識用の名前でもあるが、ちょっとハイカラな名前だと思う。ちなみに彼女の兄は○○○Juniorという感じの仰々しい名だ。
実はベンガル猫のブルーは非公認カラーだ。よって、彼女の様な“ミスカラー”であるベンガルは通常流通しない。
一部の“繁殖屋”はミスカラー等、健康に問題は無い猫も血統を守る為に、自らの名誉を守る為に殺処分するか、こっそり(遺伝障害の有る猫も)市場に流す事もあると聞く。
しかし、総じてベンガル猫のブリーダー様は意識が高いか、はっきり言って道楽だったりするので、サバトちゃん(仮)も冷凍処分されず吾家の一員となった。

もちろん、彼女が子孫を残すのは遺伝的リスクも有るので、飼い主は「ブルー」を繁殖させない旨の誓約書をブリーダー様に提出し、彼女を引き取っている。

件のブリーダー様は、このブログを見て吾が飼い主が「ウチの仔も大切にしてくれる」と思ったそうだ。
吾輩は彼の非道・奇行を常に訴えているのに不思議である。

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・ブリーダー様へ
色盲の吾輩と飼い主に色は関係ない。サバトちゃん(仮)は吾輩が可愛がっているので御安心を。彼女は吾輩に好く懐き、トイレや遊び場、昼寝の場所まで全て吾輩が教えている。
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血統書発行団体によっては野生種とのハイブリットであるベンガル猫自体が倫理的に問題であるとして公認していない。
しかし、元野良・雑種の吾輩でさえ

☆金さえ出せば☆


三流の血統書団体が血統書を捏造してくれる。
吾輩もネット上で血統証発行団体を設立して、小洒落たSWFを多用したウェブサイトを作成し、適当な格式をでっち上げ、安くお手軽に血統書を乱発してやろうかと考えている。
発行方法は、証明付きPDFで大特価¥1000-でよかろう。

人間など、どこの馬の骨から発行された血統書でも有難く考える程度のエセ・ブランド志向者が多い。そうではない人間は、『可愛ければOK』又は『ウチの子が一番カワイイ』と言う親馬鹿タイプなので血統書自体が無意味だ。そんな親馬鹿には「なんちゃって戸籍謄本」を売りつければ好いだろう。


さてと、SSLサーバでも借りてくるか。

クカッ

永久歯が生え揃った。

歯並びも問題なし


けっこう伸びます


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