飼い主は“ノミ捕りコーム”を使用したノミの駆除に疲れたらしく“フロントライン プラス”なる、強力なノミ駆除剤の使用に踏み切った。吾輩をおもちゃで遊ばせ、疲れて眠くなった頃合いに投薬するという暴挙に出たのだ。
飼い主は、無慈悲にも肩甲骨間の毛を掻き分け、ピペットからアルコール臭いその薬剤を滴下し始めた。
“フロントライン プラス”の但し書きに「全量投与せよ」と記述してあるようだが、体重が2kg程の吾輩には多すぎるのではあるまいか?
ケチな性分の飼い主は、開封した分は確実に使い切ろうと、ピペットをしっかりと絞っている。薬臭くて敵わんのだが、下手に暴れて余計な場所に薬剤が付着してもつまらぬので我慢した。
次回の投薬は一ヵ月後だそうだ。
後で投薬した付近の毛が、ガビガビになって非常に不快であった。これは飼い主の投薬手技の拙さも一因である
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