2009年6月18日木曜日

シャンプー

毎月恒例となってしまった行水である。

今回は吾輩が最初に洗われ、次いでナナ、サバトという順序だった。

実は、この行水というのは意外と手間が掛かる。
まずは、風呂に入る前に良く櫛を通して毛玉が出来ない様にする。これを怠るとシャンプーもしにくくなるのだ。
また、耳垢も先に掃除して、湯と共に耳奥に入らないようにしなければならない。

吾輩は長毛種なので、地肌まで濡らすだけでも多量の湯を必要とする。洗面器で八杯ぐらいだったと思う。
いよいよ、洗う段になっても二度洗いしなくてはムラになるし、シャンプー液を確実に洗い流す為には、また多量の湯を被らなければならない。
ちなみに、頭や顔、耳などは濡らした手拭いで拭かれる。

身体を乾かすにも、櫛を通しながらドライヤーをしなければ毛玉が出来てしまう。これが相当時間が掛かる。
風呂から上がったら、さらに櫛を通し、獣毛ブラシで仕上げる。耳に入った水も綿棒で吸い取るのだ。

下準備に三十分、シャンプーに三十分、乾燥等に三十分。合計一時間半は拘束されるので、吾輩は毎度グッタリしてしまう。
もう少し、飼い主には手際よく作業をして欲しいのだが、吾輩が大人しく我慢しているのを良いことに、彼は時短の努力を怠っているのだ。

不思議なのは短毛種であるとはいえ、ナナやサバトは吾輩の半分程度の時間で全て済む事である。


それにしても、風呂上りのウェットフードは旨い。
これを楽しみに毎月大人しく洗われている。

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